Career02
加藤 慶太郎
住宅受託営業部
2013年入社
社員紹介
Career02
加藤 慶太郎
住宅受託営業部
2013年入社
就職活動に際して思ったのは、「その道の専門家として、手に職をつけたい」ということ。年配の方も多く第一線で働いている印象の不動産業界は、生涯の仕事として長く続けるのにぴったりなのではと考えました。三菱地所リアルエステートサービスは、実際に働く人を見て楽しそうな会社だと感じましたし、「仲介」という不動産ビジネスの最前線で働けることに魅力を感じました。また、当時はまだ数少なかった法人仲介というのも惹かれたポイントです。
最初の配属先となったのは、一般事業法人のお客様に所有不動産の有効活用を提案したり、購入・売却を支援する法人営業部でした。さまざまなタイプの不動産を複数持つお客様も少なくない中、継続的なお取引ができるよう、担当として信頼関係を築いていきます。先方のご担当者とコミュニケーションを深め、その方が社内で決裁を得られやすいようなサポートを心がけました。
今も続くお客様との息の長い関係
私が担当したのは、大手インフラ企業のお客様。先輩に仕事を教わりながら遊休不動産の売却をお手伝いするものの、新入社員の私よりお客様の方が不動産知識ははるかに豊富で、教えていただくことばかりでした。試行錯誤の連続でしたが無事に案件成約となり、当時のご担当者様とは今でも「カトちゃん」と呼んでいただく関係です。
社内の組織再編に伴い、弁護士や税理士、サービサー(債権回収会社)、再生ファンドなどをお客様とするアドバイザリー部へ異動に。業務の中心となったのは、彼らがお付き合いされている企業・個人の方が保有する不動産の売却案件です。経営破綻や資金繰り悪化によって不動産の売却を急いでいるケースが多く、いかに期日を守りプロジェクトを進めていくか、スケジュール管理の大切さを学びました。
連携して案件に取り組む手応え
ある企業の破産に伴い、全国15物件を半年間で売却するという大型案件を担当したことも。司法書士事務所や物件の売主・買主、債権者である銀行などとにかく関係者が多い中で、当社では本社と2支店で連携して対応しました。大変でしたが、いろいろな人と関わり、皆でひとつのプロジェクトを進めていくやりがいを味わいました。
今までとは全く異なる業務のコーポレート部門への異動で、辞令を聞いたときは大変驚きました。人事部の中でも私の異動先となったのは、新卒・中途採用と社内研修を担う能力開発課です。お客様ありきの営業部門とは異なり、自分たちがイニシアチブを持って方針を決め、求人広告会社や人材サービス会社に依頼を行ったり、多くの学生と接していく業務は新鮮でした。
多様性に目を向ける
人事部での4年間で身に付いたのは、社外はもちろん、社内に対しても「全員がお客様」と考える姿勢です。さまざまな背景の社員がいる中、人事制度ひとつを変えるだけでも多くの人に影響が出ます。多面的に検討するとともに、「なぜこの基準を今年はこう変えたか」など理論立てて説明し、誰もが納得できるようにすることが不可欠と考えました。
流通事業グループとコーポレート部門をすでに経験したため、「不動産のプロフェッショナルとして売買だけでなく、賃貸の業務も経験したい」と思っていたところ、運よく現部署へ異動に。当社または三菱地所グループとお取引のあるお客様に、所有不動産の有効活用や当社での管理・運営の提案に当たります。遊休地に賃貸マンションを建設し、その後も長く運用管理を任せていただくなど、数十年スパンのお付き合いとなる案件も少なくありません。
グループの大規模案件への参画
現在、当社では高価格帯の物件の企画・提案に注力し、その管理運営業務の受託を目指しています。高級賃貸マンションの取り扱いに知見がある当社ならではのノウハウを活かし、三菱地所グループが取り組む大がかりな事業で存在感を示していけるのも、今の仕事のおもしろさです。
Career Advice
部署異動の楽しさは、今まで経験のない仕事に携わり、新しい発見を得られること。特に当社は、不動産プロジェクトの川上=仲介から、川下=管理運営まで幅広く手掛けるのが特徴です。いろいろな部署を経験し、不動産ビジネスの入り口から出口までを学んでこそ、「真の不動産コンサルティング人財」として、お客様の不動産の最適活用をサポートできるものと思っています。ぜひ多部署にチャレンジするおもしろさを感じてください。
超えてゆけ
Mitsubishi Real Estate Services Recruit 2026